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以前はWordPressに始めからインストールされていたプラグイン「WP Multibyte Patch」。でも最近のWordPressには入っていません。必要なくなったんでしょうか？
そこで、WordPressでインストール必須とも言えるほど便利なプラグインを初心者向けにご紹介するシリーズ！
今回は、WordPressで日本語をちゃんと扱うためのプラグイン「WP Multibyte Patch」の機能と使い方をご紹介します。必須かどうか見ていきましょう！
『WP Multibyte Patch』はどんなプラグイン？
最近WordPressを初めたばかりの方はご存じないと思いますが、『WP Multibyte Patch』というプラグインは、必須すぎて以前はWordPressに始めからインストールされていました。WordPressにブロックエディターが導入されたバージョン5になって、何故かデフォルトから外れてしまったんです。無くてもWordPressは動きますが…不要だから外れたんでしょうか？
結論から言いますと、今でも必須なので必ず入れておきましょう。その理由と導入方法をご説明します。
『WP Multibyte Patch』で何ができるの？
『WP Multibyte Patch』は、マルチバイト文字を最適化してくれるプラグインです。
マルチバイト文字というのは、要するに日本語のような全角文字のことです。
WordPressはもともと英語圏でできたものです。だから日本語のような特殊な言語は苦手です。
『WP Multibyte Patch』は
- 全角スペースを扱えるようにしてくれる
- 文字化けしないようにしてくれる
- 文字数をちゃんと数えてくれる
- 日本語表記のファイルを適切に処理してくれる
などなどをやってくれます。これでWordPressは日本語をちゃんと扱えるようになります。
『WP Multibyte Patch』って実は不要なの？
とはいえ、前述の通り無くてもWordPressは動きます。普段は特に困ることはないんです。WordPress上級者の中でも「いらないんじゃない？」という意見はあるようです。
ですが、無いと困るタイミングがあるんです。
それは…Webサイトを引っ越しする場合です。
無いと引っ越し時のトラブルになるかも
日本語表記のファイルがあると、Webサイトを他のサーバーに引っ越す時やリニューアルした時、トラブルに見舞われることがあるんです。
「ファイル名が日本語の画像ファイルがことごとく表示されない！」というケースが発生することがあるんです。
事なきを得ることもあるようですが、それは運が良かったんだと思います。『WP Multibyte Patch』がないと日本語ファイル名をちゃんと認識してないでしょうから、普通に考えてトラブルの原因になる可能性は高いでしょう。引っ越し時に画像ファイルをダウンロードできなかったようです。こうなると画像の有無を調べていちいちアップし直さないといけないので、とても労力のかかる大変な事態になります。上級者の方なら「ファイル名は日本語にしない！」ので大丈夫かもしれませんが、初心者や納品先のお客様の場合、知らずに日本語名のファイルをアップしてしまうかもしれません…
このプラグインも設定は必要なく、インストールするだけでOKです。負荷がかかるプラグインでもないので、もしもの時のためにサイト立ち上げ時からインストールしておきましょう！
『WP Multibyte Patch 』の導入方法
- 『WP Multibyte Patch』に設定は一切必要ありません。インストールして有効化するだけです！
- WordPressの管理画面から［プラグイン］へ移動し［新規追加］ ＞ ［『WP Multibyte Patch』で検索］
- ［今すぐインストール］でインストールできたら［有効化］しましょう。
以上です。
WordPress必須プラグイン『WP Multibyte Patch』まとめ
- 『WP Multibyte Patch』は、WordPressで日本語を扱えるようにしてくれるプラグイン。
- 引越し時のトラブルを避けるために入れておこう。
- 設定不要。インストールするだけでOK
特にデメリットもないので、サイト立ち上げ時からインストールしておいて損はないでしょう。
では、また！
