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ブロックエディタ時代(Gutenberg)の最適テーマ4選 【WordPress】

読了目安時間は約 14 分です。

WordPressでサイトを立ち上げる際、どのテーマを選ぶかはとても重要です。

しかし、テーマと言っても無料のものから有料のものまで無数にあり、どれが良いのか迷います。初めてWordPressに触れる方は、まずここで止まってしまいます。(私もそうでした…)

では、何を手がかりにテーマを選べばよいのでしょう?

これからのWordPressテーマ選びのキーワードは「ブロックエディタ」です。WordPress5.0から標準エディタとして採用され、以後頻繁にアップデートされ続けています。そして、これまでの「クラシックエディタ(旧エディタ)」は2021年に廃止が予定されています。

そこで、今後のWordPress制作に欠かせない「ブロックエディタ」を積極的に導入し、今後もWordPressとともにバージョンアップが予想される、WordPress新時代に適したおすすめテーマをご紹介します。

目次

「ブロックエディタ」とは?

ブロックエディタとは、2018年12月にWordPress5.0へアップデートされた際に標準搭載となったエディタのことです。

ブロックエディタの特徴は、その名の通り文章や画像などのコンテンツをひとつの「ブロック」と見立てて、その「ブロック」を組み合わせてページを作成していくことです。

位置を変えるのもドラッグ&ドロップでできますし、コンテンツの追加も簡単です。いわゆるページビルダーと思っていただければ想像しやすいかと思います。身も蓋もないですが、Wix・Jindo・ペライチなどに寄せてきた感じですね。

ポチポチするだけでページが出来上がるので、HTMLやCSSの知識が無くても大丈夫です。従来では難しかったレイアウトも、容易に実現できます。(凝ったサイトにしたい場合はコーディング必須です!)

これによって、クラシックエディタでは考えられないくらい早く記事が仕上がるようになりました。

定型文など再利用できる機能も追加され、効率よくコンテンツ制作できるようになり、ライティングが捗ります

当初は「Gutenberg(グーテンベルク)」と呼ばれていましたが、現在は「ブロックエディタ」と呼び方が変わり、「Gutenberg」はWordPressにブロックエディタやフルサイトエディティングを導入するプロジェクト名を指すようになりました。つまり、WordPressは今注目されているノーコード(もしくはコーディングを最小限にするローコード)で簡単にWebサイトを制作することを目指している、ということです。

ちなみに「Gutenberg」という名称は、活版印刷技術の発明者ヨハネス・グーテンベルクが由来だそうです。

ノーコード・ローコードについて

こういったノーコード(No Code)開発に向けた動きはWordPressだけではなく、世界的に進んでいます。現状でもメルカリやインスタっぽいものをノーコードで開発できるツールはありますし、Google・Amazon・Microsoftなども参入して更に加速するでしょう。

Webサイト制作では、Wix・Jindo・ペライチ・Webflow・STUDIO・Shopify(ECサイト)などがノーコードです。
WordPressも元々ノーコードだと言えますが、より簡単に、ノーコードらしくなっていくということでしょう。

今後のテーマ選びの新基準

テーマはいつでも変えようと思えば変えられますが、どうせなら長く使い込みたいですよね。
では、どのような基準でテーマを選べばよいのでしょうか?

ブロックエディターに最適化している

当然ですが、ブロックエディタはWordpress標準の機能なので、すべてのテーマが対応しているといえます。
しかし、ここでの「最適化」とは、テーマ独自の機能(従来はショートコードなどで実装していた、見出し・ボタン・枠などの装飾とか)をブロックとして呼び出せるのか?という意味です。

独自ブロックの開発に積極的

コーディングやプラグインが必要な機能(スライダーや人気記事一覧など)をブロックとして実装しているか、というところもポイントです。

WordPressのアップデートに敏感

グーテンベルグ時代のWordPressは、ブロックエディタをはじめいろんな機能がどんどん追加され、ものすごい勢いで変化しています。それに合わせてテーマも更新しなければならず、対応が遅れると不具合が起きる可能性もあります。テーマ制作者さんにとっては大変だと思いますが、テーマ更新が頻繁ということは開発力・技術力・適応力の高さを証明していると言えるでしょう。

コミュニティーが活発

カスタマイズで行き詰まったとき、気軽に質問できる場所があると安心ですよね。
誰かがカスタマイズ方法をブログ記事にしてくれていればいいのですが、それだけで解決するとは限りません。
公式コミュニティが活発だと、すぐに質問に答えてくれます。

コンテンツ制作がカンタン

使いこなせないほど多機能よりは必要な機能を絞り込んだ方が、余計なことにリソースを割かなくて良くなるので、ライティングする側にとってはありがたいんです。「この機能はどこを触ればよかったんだっけ?」と迷うより「迷わずサクサク記事が書ける!」がいいですよね。
コンテンツSEOが重視される中で、「制作時間を短縮する」「ライティングが捗る」という目線でテーマが設計されているかどうかは、これからの時代にはとても重要なことです。

複数サイトに使用できる

WordPressには100%GPLという基準があり、有料テーマでも複数サイトに使用できるのが基本です。
この100%GPLについては1本の記事になるくらい長くなるので、後日記事にまとめたいと思います。

ブロックエディタ時代の最適テーマ4選

上記の基準を満たした、ブロックエディタ(Gutenberg)時代のおすすめテーマをご紹介します。

Nishiki Pro

価格 17,800円+税
   (買い切り)

期間限定
2020/11/30まで8,900円+税
【50% OFF】

※ 2020年11月時点

  • 洗練された独特のデザイン
  • 使い勝手の良い独自ブロック多数実装
  • カスタマイズにかかるコストを必要最小限に抑えられる
  • 機能が豊富で、プラグイン選定の手間を大幅に削減できる
  • WooCommerce用の有料プラグインを追加することで、ECサイトにも対応

公式テーマとして登録されている「Nishiki」の有料版です。

Nishiki」自体はカスタマイズ必須で、デザインを整えたり機能を追加するのに手間がかかります。Pro版にすることで機能拡張され、使いやすさが格段に上がってサイト制作の時間を大幅に減らせます。

「楽しく直感的なコンテンツ作り」を追求していて、コーディングができなくても大丈夫な、サイト運営者に優しい設計になっています。

アップデートも頻繁で、テーマ作者さんがTwitterやユーザーサポートで精力的に情報発信されているのが好感持てます。

買い切り型ですが、アップデートやサポートを受ける場合はサイトごとにライセンスが必要です。

「WooCommerce」というWordPressをECサイト化する無料プラグインに対応していて、有料プラグインの「Nishiki Pro for WooCommerce」をインストールすることで、Nishiki Proに合わせたデザインにすることが可能です。

ブログ運営のほか、コーポレートサイトにも向いていますし、WordPressでECサイトを検討している方にもオススメです。

SWELL

価格 17,600円

※ 2020年11月時点

  • シンプルながら目を引く無駄のないデザイン
  • 使い勝手の良い独自ブロック多数実装
  • 機能が豊富で、プラグイン選定の手間を大幅に削減できる
  • 他テーマからの乗り換えに便利なプラグインあり
  • 始めからブロックエディタを主として開発されている

ブロックエディタ後に登場した比較的新しいテーマで、テーマ作者さんが『「旧エディターにも対応している」と表現した方が正しいくらいです!』と豪語するくらいの、ブロックエディタ完全対応テーマです。

Nishiki Proに負けず劣らず多機能で、プラグインも最小限で済みます。

こちらもアップデートが頻繁で、テーマ作者さんが積極的にツイートされているのがいいですね。Slackによるオンラインコミュニティも活発です。

面白いのは、他テーマからの乗り換え用プラグインが用意されていることです。JIN・SANGO・STORK・Cocoon・THE THORからの乗り換えが簡単にできます。逆に言えば、これらテーマのユーザーさんの不満をSWELLは解消できる、という意味だと(個人的に)感じています。

ブログ向けとされていますが、コーポレートサイトにも十分使えます。

少しだけ残念なのは、上記のWooCommerceとは相性が悪い、という点でしょうか。

Lightning Pro

価格 7,700円 /1 年
   (サブスクリプション)

デザインスキン(5,500円)を
セット購入すると2,500円OFF

※ 2020年11月時点

  • コーポレートサイトに特化したデザイン、ビジネス向けの機能が豊富
  • プラグインで独自ブロックや機能を追加
  • 各業種向けスキンが便利
  • ユーザーが多く、カスタマイズ記事も豊富
  • 有料テーマの中では比較的安価でコスパ抜群

有名な無料テーマ「Lightning」の有料版です。無料版でも十分使用可能ですが、有料版は格段に使いやすくなります。

有料テーマとしては比較的お手頃価格ですが、無料の機能拡張プラグイン「VK All in One Expansion Unit」をインストールすると、独自ブロックに加えて数多くの機能が追加でき、高額テーマに匹敵する使い勝手を発揮します(このプラグインは他のテーマに導入することも可能です)。

愛用者が多く、コーポレートサイトで使われているのをよく見かけます。カスタマイズ記事も多いので、フォーラムも活発なのが安心材料です。

公式サイトのWordPressに関する記事は、非常に勉強になるので必見です。

ビジネス向けとされていますが、ブログサイトとしても使える、非常にコスパの良いテーマです。

サブスクリプションなので毎年課金が必要です。課金を停止するとテーマをアップデートできなくなりますが、テーマ自体は使うことができます。

Lightning Proの買い切り版
 「Katawara」もオススメです。

価格 11,000円(買い切り)

※ 2020年11月時点

Snow Monkey

価格 16,500円 /1 年
   (サブスクリプション)

※ 2020年11月時点

  • デザイン性、カスタマイズ性に優れたテーマ
  • プラグインで独自ブロックを追加するスタイル
  • ブロガーだけでなく、web 制作者にとっても便利な機能を搭載
  • 隅々まで行き届いた、実用的な設計

Snow Monkey」は、Web開発者での評判が高い印象です。

公式サイトのショーケース(実例)は必見で、こんなサイトもできるのかと驚きます。

以下のプラグインインストールすることで、独自ブロックや機能が追加されて格段に使いやすくなります。
(これらのプラグインを他のテーマに導入することも可能です)

「Snow Monkey Block」多数の独自ブロックを追加する事ができるプラグイン

「Snow Monkey Editor」ブロックごとの非表示設定・ロック・アニメーションなどの設定が可能

サブスクリプションなので毎年課金が必要です。課金を停止するとテーマをアップデートできなくなりますが、テーマ自体は使うことができます。

WordPressテーマの今後

WordPressのゲームチェンジャーとも言える「ブロックエディタ」に積極的に対応しているテーマなら、新時代を乗り越えられるでしょう。

逆に、クラシックエディタは廃止の方向を明らかにしていますので、現時点でブロックエディタへの対応が遅れているテーマは、技術力・適応力の無さを証明しているようなものです。何らかの手を打つと思われますが、先行き不透明でしょう。

Web制作会社でも、以前はクラシックエディタを前提としたオリジナルテーマによる開発が当たり前でしたが、これからは上記のような既存テーマとブロックエディタをベースにカスタマイズする方法が増えてきそうだと、同業者の意見を聞くと感じますね。

ブロックエディター時代にあまりオススメできないテーマ

THE THOR

多機能が売りの、いま非常に人気のあるテーマ。独自ブロックは搭載せず、いまだクラシックエディタを前提としていて、ブロックエディタに追従する気が無さそうです。アップデート頻度も遅く、WordPressの更新に追いつけずにエラーが起きたことも。人気テーマだけにユーザー酸も多く、今後が気がかりです。

TCDの各テーマ

独自のカスタマイズ機能を持つTCDの各テーマ。テンプレート通りのサイトにしたい場合はとても便利ですが、ブロクエディタ時代にはこれが裏目に出てしまいます。ブロックエディタにいまだ対応していません。ガラパゴス化しているため対応がかなり難しいと思われます。公式サイトでもブロックエディタに否定的な記事が見られるため、おそらくブロックエディタに対応する予定は無さそうです。

ブロックエディタ時代の最適テーマ選びまとめ

現状でクラシックエディタに対応していないテーマは、WordPressの変化に追従する気がないという現れだと思います。ブロガーさんやワードプレス初心者向けコミュニティを運営されている方でTHE THORやTCDを勧めていらっしゃるのをよく見かけます。クラシックエディタ自体は代替プラグインが現れて使い続けることはできるかもしれませんが、将来性に不安を抱えるテーマを勧める姿勢はいかがなものでしょうか?アフィリエイトで自分だけ儲かれば良くて、あとは知ったこっちゃないというのであれば、情報提供者としてあまりにも無責任です。

クラシックエディタが良いという方は、THE THORやTCDのユーザーさんに多い印象です。ただ、少しでもブロックエディタに触れると「便利ですね!」とおっしゃいます

WordPressがブロックエディタに一本化するのは既定路線なので、今からブロックエディタに慣れておいた方が未来は明るいでしょう。

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